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理事長ブログ

大震災から4年:復興が見えない、政治が見えない、今日は雛祭り

2015-03-03
 震災から間もなく4年が経つ。震災の時、小学6年生であった息子は4月から高校2年生だ。昨日の新聞には福島第一原発事故で中断していた常磐自動車道の常磐富岡と浪江間が開通し、常磐道は埼玉県の三郷市から宮城県の亘理町までの300キロが繋がったと出ていた。しかし、その記事のすぐ横には、「多くの市町村で復興が見えない」、「被災地の復興には数10兆円が必要」との記事が並んでいた。
 宮城県女川町の町立病院長であった東北大学医学部の同級生は津波で亡くなったが、その女川町のJR石巻線女川駅では白い屋根が特徴的な真新しい駅舎が完成した。町長が「町のへそ」と呼ぶ駅舎は温泉やギャラリーを併設した復興の中核施設と位置付けられ、屋根は羽ばたくウミネコをイメージしたという。世界的建築家の伴茂氏が設計し、建設費は8億5000万円と伝えられる。町の全復興事業には千数百億円かかることが見込まれており、100%国の復興交付金である。なんと、震災前の女川町の予算の20年分だ。人口7000人の町の復興に千数百億円、かつての町の予算20年分が費やされるとは驚きだ。私自身、友人が亡くなったこともあり、女川町の復興は切に願うものであるが、震災復興に乗じた焼け太りのような復興に違和感を覚えるのは私だけであろうか。女川町のような復興事業は岩手、宮城、福島で大合唱のように行われており、約40兆円が使われる予定であると報道されている。
 安倍首相は国会答弁などで「被害者が一日でも早く安心して暮らせるような状況を作る。」と繰り返し強調しているが、この「大盤振る舞い」は25年間続く所得税の特別増税や政府が保有する日本郵政株の将来の売却益までも含む「可能な限りすべてかき集めた予算」によって行われるのではないか。おそらく、これでも足りず、所得税の特別増税の期間は延長されるに違いない。
 
 「プロスペクトガーデンひたちなか」の位置するひたちなか市も震災によって多大な被害を受けた。しかし、ひたちなか市では第一に「震災前の生活に戻す」事を考え、必要な復旧工事を大急ぎで行ったおかげで、町も海辺の人の賑わいも震災前に戻った。多大な要求や分不相応の計画をせず、素朴に元の生活に戻ることを第一に考えたのが功を奏したと思う。兄である森田水産会長の言葉「再建した会社は震災前と同じだが、社員の心、社員の自信は震災前の何倍にもなった」が真の復興の姿を見事に表している。
 
 震災で被害を受けて不通になっていた「ひたちなか海岸道路」が復旧した3年前に、復旧を祝って、震災復興記念のクラシックカーラリー「プロスペクトアベニュークラシック」を行った。先月2月15日は第5回プロスペクトアベニュークラシックが開催された。1952年から1987年までに生産されたクラシックカー30台がパレードする姿に沿道の人から声援がかけられる。まさに車も人もビンテージ。施設のおじいちゃん、おばあちゃんの手作りの優勝カップを手にした入賞者の笑顔が、震災復興の証のように感じられた。
 
今日は雛祭り、施設のおばあちゃんと内裏雛を演じて楽しんでいる。  春はすぐ其処。

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