呼吸器コラム①
花粉症による咳やのどの症状について
春になると、くしゃみや鼻水だけでなく「咳」や「のどの違和感」を訴えて受診される方が増えます。花粉症は鼻の症状だけと思われがちですが、気道にも炎症が起こるため、呼吸器症状として現れることがあります。
花粉が気道に入り込むと、のどや気管支が刺激され、乾いた咳が続くことがあります。特に夜間や会話時に咳が出る場合や、市販薬を使用しても改善しない場合は注意が必要です。花粉症に伴う咳の中には、咳喘息や気管支喘息が関係しているケースもあります。
また、鼻づまりによる後鼻漏(こうびろう)と呼ばれる状態では、鼻水がのどへ流れることで咳が長引くことがあります。この場合、咳止めだけでは改善しにくく、アレルギー治療を併せて行うことが重要です。
次のような場合は医療機関での相談をおすすめします。
・咳が2週間以上続く
・夜間や早朝に咳が強い
・花粉症の時期になると毎年咳が出る
・市販薬で改善しない
当院では花粉症の診療に加え、呼吸器専門の視点から咳症状の評価を行っています。症状に応じて検査や治療方法をご提案いたしますので、気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください。
予約枠が満員の場合でも、直接来院での診察が可能です。
