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✎理事長ブログ

一瞬の夏(1)

2014-10-08
 沢木耕太郎のドキュメンタリー小説の中に「一瞬の夏」という本がある。人は誰でも、その一生のうちに「輝いている一瞬」があり、その瞬間を「一瞬の夏」としてとらえた小説である。私の好きな物語は、プロボクサーのカシアス内藤の一瞬の夏である。
 終戦記念日の8月15日、お盆の渋滞と猛暑の日本を脱出し、お気に入りのボーイング787、ミュンヘン行きに乗った。ANAのボーイング787は、機体の3分の1がメイドインジャパンで、ロールスロイス製のトレント1000エンジンを積む中型機である。ボーイング787に乗ると、そのトレントという名前のエンジンを思い出して、あたかも、イタリアの小さな町トレントをクラシックポルシェで走るかのような、清潔で荘厳な中にもワクワクする気持ちで心が満たされる。
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