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✎理事長ブログ

2012年のリフレッシュ休暇(1)

2012-10-28
プロスペクトアベニュークラシック ポスター
クラシックラリー0
クラシックラリー2
クラシックラリー3
クラシックラリー4
 今年の夏はプロスペクトアベニュークラシックで始まった。私の主催するカークラブ(ひたちなかヒストリックカークラブ)が、東日本大震災で不通になっていたひたちなか市の海岸通りが、東日本大震災から1年4か月余りを経て復興したのを記念して、国内外のクラシックカーで走る地域応援イベントを企画したのである。
 

 
 7月22日その日の天候は夏には珍しく肌寒いほどであったが、エアコンなどの装備を持たないクラシックカーにとってはこの上ない恵まれた夏の日であった。県内外、遠くは新潟から集まったクラシックカー乗り約100名は、午前9時、大洗の海辺のレストランに集合し、ドライバーズミーティング終了後早めの昼食をとり、午前11時、排気音を高らかに海岸通りパレードランへと出走してゆく。
 毎週日曜日になると、ひたちなか市の海岸通りは、早朝から阿字ヶ浦海岸に向かうサーフィン愛好家の車の排気音に包まれる。海岸通りは、クラシックカー乗りにとってはたまらないドライブコースであり、私がかつてプロスペクトアベニュー(未来へ続く街道)と名付けたドライブコースだ。その海岸道路が昨年3月の大震災で大壊し、1年4か月を経てやっと復旧した。待ちに待っていたように、87台のクラシックカーが海岸通りを疾走する。沿道には喝采を持って迎える人の群れ。そして、クラシックカーラリー「プロスペクトアベニュークラシック」は、私の愛するおじいちゃんおばあちゃんが迎える「プロスペクトガーデンひたちなか」の敷地内をゆっくりゆっくり走って、笠松運動公園でフィナーレを迎えた。
 

 
 プロスペクトアベニュークラシックと前後して「プロスペクトガーデン」の夏祭りが開かれた。近隣の方、利用者のご家族の方を沢山お迎えして、夏祭りは大盛況。昨年の祭りのテーマは、大震災からの復興を願って「絆」であったが、今年は、毎日を楽しく有意義に過ごすためには楽しむ力が大切であるという「楽力向上」がテーマになった。
 夏を楽しんだのも束の間、鬱陶しい忍耐の夏がやって来た。お盆の最中というのに税務監査だ。サンタクロースがやってきたというのなら季節外れの夏祭りと笑えるが、税務所職員がやってきたというのはジョークにもならない。施設が開設して8年、職員と一丸になって頑張って利益も挙げて来た。その結果がこれだ。避けて通れない試練と職員一同耐え忍んだ。それにしても、今年は鬱陶しい暑い夏が続いた。
 10月に入り少し涼しくなって、やっと私の遅い夏休みが始まった。リフレッシュ休暇だ。10月6日、成田発ミュンヘン経由ミラノ行き、ルフトハンザ航空に乗る。ドイツの航空会社ルフトハンザ航空は大のお気に入りだ。ルフトハンザというのは旅から旅へ羅たり歩く旅商人の意味である。ルフトハンザ航空のシートはポルシェのシートと同じレカロ製(こんなことを知っているのはオタクの証拠)。中学2年の息子にとってはもう7回目のイタリアフライト。息子の横で76歳の義母の顔にも嬉しさが溢れている。義母も息子もイタリアのプロだ。
 ミラノの馴染みのホテルに着くともう23時。イタリア人のフロントマンは我々の顔を見ると「いつもの部屋でいいですか。」とくる。この言葉を聞くと私のリフレッシュ休暇の始まりだ。翌日早起きして近くの本屋さんに行く。ドウオモの広場の朝のひんやりした夏の空気が心をリフレッシュしてくれる。
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