✎理事長ブログ
2012年のリフレッシュ休暇（2）
2012-10-28
朝のミラノドウオモ広場
ミラノドウオモ
ミラノエマニエル通り
ベニス サンマルコ広場
ベニス大運河
２－３日ミラノの空気を楽しんだあとは、お決まりのベニス行き。
ベネツィアサンタルチア駅に列車が到着すると、いつも決まって、３０年前の記憶が蘇る。南仏のニースでの学会が終わって、ミラノを経てトリエステに向かい、そこで列車を乗り換えて、ユーゴスラビアへ行く行程である。真夜中トリエステに向かうオリエントエクスプレスが突然停止したのがベネツィアであった。夜であったので、トリエステに着いたかと勘違いして列車を降りると、そこは今まで見たこともない景色。タクシーに乗ろうと思ってタクシーと書かれた方に行くと、小さなボートがあった。「タクシーがいない」と思って、バスと書かれた方に行くと「大きな船」。そうか、ここには車がないんだと気がついた。これが初めてのベニスでの出来事、ベニスに恋する出会いであった。31歳の夏の事である。
ベネツィアサンタルチア駅に列車が到着すると、いつも決まって、３０年前の記憶が蘇る。南仏のニースでの学会が終わって、ミラノを経てトリエステに向かい、そこで列車を乗り換えて、ユーゴスラビアへ行く行程である。真夜中トリエステに向かうオリエントエクスプレスが突然停止したのがベネツィアであった。夜であったので、トリエステに着いたかと勘違いして列車を降りると、そこは今まで見たこともない景色。タクシーに乗ろうと思ってタクシーと書かれた方に行くと、小さなボートがあった。「タクシーがいない」と思って、バスと書かれた方に行くと「大きな船」。そうか、ここには車がないんだと気がついた。これが初めてのベニスでの出来事、ベニスに恋する出会いであった。31歳の夏の事である。
ベニスの宿は、いつも、サンマルコ広場に面するホテルダニエリ、かつてのベネツィア共和国の総督の館であったが、今回は、ちょっと冒険、リアルト橋の近く、スプレンディッドベニスというホテル。いつかベネツィアに移住した時に住みたくなるような清潔な部屋が気に入った。私はベネツィアの海の匂いが混じった空気を吸って、時折聞こえるゴンドラからの歌声に耳を傾けながら無為に過ごす。一方、家内と義母は連れだってショッピング。私のベニスはいつも一人だ。でもそれが楽しい。